レンタルSIMってどのような使い方がある?概要やプリペイド携帯との違いも紹介

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2024年9月11日

レンタルSIMってどのような使い方がある?概要やプリペイド携帯との違いも紹介

「レンタルSIMってどのようなもの?」
「レンタルSIMの使い方は?」

上記のような悩みを抱える人もいるのではないでしょうか。

レンタルSIMは、スマートフォンやタブレットに挿入するSIMカードのみ借りられるサービスです。
借りている期間分の料金しか発生しないため、ご自身に合った使い方を選べるのがメリットといえます。

この記事ではレンタルSIMの概要とあわせて、プリペイド携帯との違いをまとめました。
活用のタイミングやレンタルSIMの注意点などもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

【1. レンタルSIMとは】

レンタルSIMは、端末に挿入するSIMカードのみをレンタルできるサービスを指します。
端末を購入せずにSIMのみを借りられるため、ご自身が持っているスマートフォンやタブレットなどを活用できる点が特徴です。

レンタル期間は業者によって異なりますが、一般的には1か月単位が基本とされています。
サービスによっては、数日単位で利用できる業者もあるため、どのようなプランを提供しているか確認すると良いでしょう。

レンタルSIMであれば、使いたいときに使いたいだけスマートフォンやタブレットの通信を利用可能です。携帯電話会社の提供するプランに応じた料金が毎月発生するわけでもないため、利便性の高さを求める人にもおすすめのサービスといえます。


【2. レンタルSIMとプリペイド携帯の違い】

レンタルSIMとプリペイド携帯には、以下2つの部分に違いが設けられています。

・料金形態
・返却の必要性

それぞれどのような違いがあるのか、詳しく見ていきましょう。


【2-1】料金形態

レンタルSIMは、契約時に決めた期間に応じた料金を支払うのが一般的です。
例えば1週間1か月など、申し込みのタイミングで料金が提示され、その分を支払えば問題ありません。

対してプリペイド携帯の場合、決められた有効期間やデータ量などを事前に購入する契約です。プリペイド携帯は使い切り型の契約であるため、有効期間が過ぎたりデータ量を超過したりすると、その時点で契約は終了となります。

上記のような違いを理解したうえで、ご自身に適したSIMを契約すると良いでしょう。


【2-2】返却の必要性

レンタルSIMとプリペイド携帯には、返却の必要性にも違いがあります。

レンタルSIMはあくまでもSIMカードを借りている契約となるため、契約期間が過ぎた場合は返却しなければなりません
万が一返却し忘れたり紛失したりすると、違約金や遅延損害金の支払いを求められるケースもあるので注意しましょう。

返却の方法は契約する業者によって異なるため、申し込みの前に確認しておくことをおすすめします。
なお、返却方法には郵送が採用されているケースが一般的です。

対してプリペイド携帯の場合、使い切ったSIMカードを返却する必要はありません
使い切りの契約であるため、期間やデータ量がなくなった場合は、そのまま処分してしまいましょう。


【3. レンタルSIMを活用するタイミング】

レンタルSIMを活用するタイミングとして考えられるのは、主に以下の2つです。

・海外旅行客や短期滞在の人材が活用する
・審査に通らない人が活用する

それぞれの場面について、詳しく見ていきましょう。


【3-1】海外旅行客や短期滞在の人材が活用する

レンタルSIMを活用するタイミングとして、海外旅行客や短期滞在の人の活用があげられます。
これは海外から日本に来る場合はもちろん、日本から海外を訪問する場合も同様です。

日本から海外に行くケースを例にみてみましょう。
もし海外でインターネットを使用する場合、主な選択肢は「データローミング」もしくは「Wi-Fi」の2択となります。
データローミングの場合は1,000円/日が金額の目安となり、滞在期間が長くなれば、その分料金がかさむと考えられるでしょう。

Wi-Fiについては、現地のものを利用する方法があげられますが、特定の場所でしか利用できない点がデメリットです。

対してレンタルSIMであれば、自身が所有しているスマートフォンにSIMを差し込むだけでインターネットを利用できます。
料金もデータローミングに比べて安く済む傾向にあるため、有効な選択肢といえるでしょう。


【3-2】審査に通らない人が活用する

レンタルSIMは、携帯電話の契約審査に通らない人が活用するケースも考えられます。
審査に通らない理由は人によって異なりますが、主な原因は以下の通りです。

・短期解約を複数回行った
・料金を滞納した

上記のようなケースに該当する場合、ブラックリスト入りして携帯電話会社の契約に通らない可能性があります。

レンタルSIMであれば審査を設けていないケースがほとんどです。
そのため、仮に通常の契約ができない場合も、問題なく申し込めます。
審査に不安を感じている人が利用しているケースも見られるため、レンタルSIMを選ぶのは1つの選択肢といえるでしょう。


【4. レンタルSIMの注意点】

レンタルSIMを利用する場合は、以下の3点に注意する必要があります。

・端末を準備する必要がある
・キャリア決済などネットワーク暗証を使用できない
・レンタルSIMに非対応の端末がある

注意点を理解していれば、実際にレンタルSIMを利用する際の困りごとも少なくなるでしょう。
それぞれの内容について、詳しく解説します。


【4-1】端末を準備する必要がある

レンタルSIMは、あくまでもSIMのみを借りられるサービスです。
そのため、実際に使用する端末はご自身で用意しなければなりません。

現在使用しているスマートフォンやタブレットなどがある場合は、そのまま利用すれば基本的には問題ないでしょう。
このような場合、選ぶ回線には注意が必要です。

SIMフリーやSIMロック解除済みの端末であれば、回線選びに関する問題は特にありません。
SIMロックがかかっている場合は、端末に対応している回線のSIMでなければ、通信を利用できない可能性が高いです。

もし端末を所有していないのであれば、レンタルSIMを借りてもインターネットや通話は利用できません。
業者によってはスマートフォンと一緒に貸し出しているプランもあるため、そちらを申し込みましょう。


【4-2】キャリア決済などネットワーク暗証番号を使用できない

レンタルSIMの場合、ネットワーク暗証番号を使用できないのも注意点の1つです。
ネットワーク暗証番号とは契約者の本人確認に用いられるもので、プランやオプション変更などの際に使用します。

ネットワーク暗証番号が使えないと、キャリア決済も実施できません
キャリア決済は携帯電話の料金に合算して、有料サービスの購入や課金などを利用できる機能です。

アプリの購入やゲームアイテムの課金などを利用料金とまとめて支払いたいと考えている場合は、注意してください。


【4-3】レンタルSIMに非対応の端末がある

レンタルSIMの業者によっては、利用できる端末が制限されている可能性があります。
そのため、申し込む際は、所有している端末の対応状況を必ず確認しましょう。
多くのレンタルSIM業者では、対応端末や動作確認済み機種の一覧を掲載しています。

動作確認済み端末に含まれている機種であれば、問題なく通信ができる可能性が高いです。
この場合、何かトラブルが起きた場合も対応してもらえると考えられるでしょう。

対して、動作確認済み端末に記載のない機種を使用した場合、なにかトラブルが起きても自己責任となってしまいます。
トラブルに巻き込まないためにも、端末の対応状況はしっかりと確認しましょう。


【5. 端末を一緒に借りられるレンタルスマホもおすすめ】

レンタルSIMの利用を検討しているものの、端末を所有していないケースがあるかもしれません。

その場合は、端末を一緒に借りられるレンタルスマホの利用もおすすめです。

・最短1日からレンタルできる
・法人専門担当がサポートにつく
・利用できるスマートフォンの種類が多

レンタルスマホを利用するメリットについて、上記の3つを見ていきましょう。


【5-1】最短1日からレンタルできる

業者にもよりますが、レンタルスマホは最短1日から利用可能です。
日額での料金が請求され、数百円程度にとどまるため、料金の負担も少ないでしょう。

レンタル料金は機種によって異なるケースもあり、性能が高かったり最新モデルだったりすると、高額になる傾向が見られます。

そのため、どのような用途でスマートフォンやタブレットを利用するかに合わせて、機種を決めると良いでしょう。

なお、日数単位のレンタルは月額単位のレンタルに比べて、高額になりやすいです。
申し込む際は実際に使用する日数でいくらかかるかを計算し、プランを決めましょう。


【5-2】法人専門担当がサポートにつく

レンタルスマホを法人で契約する場合、法人専門担当がサポートにつくのもメリットとしてあげられます。

個人での契約と法人での契約では、必要書類や手続きの流れが異なるケースも多いです。
このとき、知識を持ち合わせたスタッフのサポートを受けられるのは、メリットといえるでしょう。
法人専門担当によるサポートを受けられれば、契約や納品までの流れもスムーズに進むはずです。

ただし、必ずしもすべての業者に法人専門担当がいるとは限りません。

急ぎで法人契約できるレンタルスマホを申し込むのであれば、専門担当が在籍しているかどうかもあわせてチェックしてみましょう。


【5-3】利用できるスマートフォンの種類が多い

レンタルスマホであれば、利用できるスマートフォンの種類が多いのもメリットの1つです。
AndroidやiPhoneなど、さまざまな端末を提供しているため、目的やニーズに合った端末を借りられるでしょう。

なお、レンタルしているスマートフォンは、業者によって異なります。
もし希望の端末があるなら、提供機種に含まれているかを確認すると良いでしょう。

また、プランによって利用できる機種が異なるケースもあります
この部分もあわせて確認し、トラブルや失敗に繋がらないように注意してください。


【6. まとめ】

レンタルSIMは、スマートフォンに挿入するSIMカードのみをレンタルして利用できるサービスです。
端末をご自身で用意する必要はありますが、最短1日から利用できる業者もあるため、利便性の高さはメリットといえるでしょう。
また、海外旅行の際にも活用できたり、携帯電話会社の契約審査に通らない人でも申し込めたりするため、さまざまな場面で役立ちます。

ただし、通常の回線契約と異なる部分が多いため、人によっては適さない可能性もあるでしょう。
どのような違いがあるのかを理解して、レンタルSIMの利用を検討してみてください。


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