【導入】
近年話題になっている、レンタルスマホとはどのようなサービスなのでしょうか。
素早くスマホを借りられるレンタルサービスにはメリットもデメリットもあります。概要や特徴をしっかり押さえて、本当にレンタルスマホが合っているのかを事前にチェックしましょう。
この記事は、レンタルスマホサービスの詳細や、サービスを上手に選ぶポイントを解説します。
目次
【1. レンタルスマホとは?サービスの概要解説】
レンタルスマホは、スマホ端末を業者から借りられるサービスです。購入と異なり、必要な期間だけ利用できます。
レンタルスマホの概要は、以下の3つです。
- スマホ端末を業者から借り入れするサービス
- 費用の支払いは月額制が多い
- 端末のみやSIMカード付きなどの種類がある
各ポイントをこれから詳しく解説します。
【1-1】スマホ端末を業者から借り入れするサービス
レンタルスマホは、個人でキャリアや販売店からスマホを借りて利用するサービスです。購入とは異なり審査なしで利用できる場合が多く、契約期間も自由に選択できます。
個人プランの場合は、1ヶ月ごとにレンタル期間が設定される場合が多いです。機種代を払わずに済むため、短期間スマホをレンタルしたい方におすすめのサービスといえます。
【1-2】費用の支払いは月額制が多い
レンタルスマホの費用は、月額料金で支払うケースが多いです。プランや端末によって料金は異なりますが、一般的には数千円~1万円程度とリーズナブルな傾向にあります。
端末の月額料金には基本料金、サポートなどのサービスも入るため気をつけましょう。多くの場合、通信料や通話料などは使った分だけを支払います。なお、カケホーダイやパケット定額などを選択していれば、決まった額でスマホをレンタルすることも可能です。
【1-3】端末のみやSIMカード付きなどの種類がある
スマホのレンタルには、以下の2種類があります。
端末のみ | スマホ本体のみをレンタルするプランSIMカードは自分で用意する必要があるが、格安SIMなどを利用すれば月額料金を抑えられる自分が持っているSIMカードを端末に差し込んで使えるため、キャリア決済やLINEなどのサービスも使える |
SIMカード+本体 | スマホ本体とSIMカードがセットになったレンタルプランカードの準備をせずスマホが使えるため、自分で契約している購入スマホがない方におすすめ国内通話やメール、パケットなどのサービスは使えるが、LINEやキャリア決済などのサービスは使えない料金が端末のみのレンタルよりも高くなりやすいのもデメリット |
各レンタルの種類を確認し、自分に合う方を選びましょう。
【2. レンタルスマホを利用するメリットとは?】
レンタルスマホを利用するメリットは、以下の3つです。
- スマホ購入より審査が楽で簡易
- 短期間の利用ならコストが抑えられる
- すぐに使えて返却も簡単
各メリットをこれから詳しく解説します。
【2-1】スマホ購入より審査が楽で簡易
レンタルスマホは購入とは異なり、厳しい審査基準を設けていません。過去に携帯料金の滞納がありブラックリストに載っていても、スマホを手に入れられる可能性が高いです。
必要書類は身分証のみとシンプルで、数日程度で利用を開始できます。最短翌日にレンタルを始められる会社もあるのは、大きなメリットといえるでしょう。
わずらわしい手続きに時間を奪われず、すぐにスマホを使い始められるため、代替機としても優秀です。
【2-2】短期間の利用ならコストが抑えられる
海外旅行や故障時、出張などで短期間だけ代用できるスマホが必要な場合、購入は大きな出費となりかねません。
レンタルスマホなら本体を購入する必要がなく、短期間の支払いがローコストです。利用期間に合わせて料金を支払えるため、無駄なコストを発生させずに済むでしょう。
さらにレンタル機種の変更も自由なため、さまざまな機種を事前に試して、購入するスマホを決めたい方にもおすすめです。
【2-3】すぐに使えて返却も簡単
レンタルスマホは、購入時のように複雑な契約手続きや面倒な書類記入は一切要りません。必要なのは身分証のみのところも多く、運転免許証などがあれば手続き後、指定住所にレンタルスマホが送られてきます。
返却も簡単で、指定された宅配業者に渡すだけです。スマホの買い替えや機種変更にともなう面倒な手続きから解放され、時間を有効活用できるでしょう。
【3. レンタルスマホを利用する際にはデメリットにも注意】
レンタルスマホを利用する際にはデメリットもあるため注意しなければなりません。主なデメリットは以下の3つです。
- 長期間の利用はコスパが悪い
- 借りたスマホを自分名義のものとして使えない
- 最新機種はレンタル価格が高い
各デメリットを、これから詳しく解説します。
【3-1】長期間の利用はコスパが悪い
レンタルスマホは、手軽にスマホを利用できる便利なサービスです。しかし、長期間利用するとトータルコストが高くなりやすいデメリットもあります。月額料金を支払うことでスマホを利用するサービスのため、短期間の利用であれば購入よりも割安になりやすいからです。
長期にわたって利用する場合には、支払う総額が高額になる可能性があります。しかし、月額あたりのコストは購入よりもレンタルスマホの方が実は高いです。
年単位でスマホを利用する場合には、格安スマホを購入するほうがトータルコストは安く済むでしょう。
【3-2】借りたスマホを自分名義のものとして使えない
レンタルスマホは、あくまでレンタル会社が貸出している端末です。契約名義を変更したり、電話番号を自分の名義として使用したりすることはできません。緊急連絡先としてスマホの電話番号を記入できない場合も多いため、注意が必要です。
本人名義のスマホであるため、故障した時には弁済金を払う必要があります。補償プランなどに入ってない場合には弁済金が高額になりやすいため注意してください。
【3-3】最新機種はレンタル価格が高い
最新機種のレンタル費用は、とくに高くなりやすいです。数日レンタルしただけでもトータルコストが1万円以上になるケースがあります。最新のiPhoneやGooglePixelなどは、価格が高くなりやすいため気をつけてください。
最新モデルを使う場合には、1ヶ月ではなく数日単位のレンタルができるところを見つけましょう。コストを極力抑えつつ、スマホをお試しできます。
【4. レンタルスマホを上手に選ぶポイントとは?】
レンタルスマホを上手に選ぶポイントとは何かを解説します。注目すべきポイントは、以下の5つです。
- 自分が借りたい機種があるか
- 料金や期間は自分に合うか
- 補償やサービスは充実しているか
- 受け取りや返却がスムーズにできるか
- 自分に合う支払い方法があるか
各ポイントをチェックし、自分に合うスマホを選びましょう。
【4-1】自分が借りたい機種があるか
まずは、レンタルしたい機種を取り扱っているかどうかを確認してください。最新のハイエンドモデルから、型落ちモデルまでスマホには数多くの種類があります。
ハイエンド系のスマホを取り扱ってるところは料金が高く、型落ち系は格安です。機種の豊富さも店によって異なるため、できるだけ多くのサイトを巡って情報を集めましょう。
【4-2】料金や期間は自分に合うか
レンタルスマホは、月額料金制のプランが一般的です。利用期間やデータ容量、オプションサービスによって料金が異なるため、自分の利用状況に合ったプランを選びましょう。
故障などで月額以外のプランを希望する場合には、レンタルができる会社が限られてきます。インターネット検索をする際に「即日」「1日」などのキーワードを入力し、対応しているサイトを調べてください。
初回の月額無料、あるいは割引などのキャンペーンも実施している業者もあります。事前に公式サイトを確認し、お得なものを探すのも手です。
【4-3】補償やサービスは充実しているか
レンタルスマホは購入とは異なり、故障や紛失時の補償制度が充実していないところもあります。修理費用や弁済金が発生するかが異なるため、補償プランの有無や詳細をしっかりと確認しましょう。
オプションサービスとして、データ容量の追加や海外利用などのサービスを提供している業者もあります。パケット定額サービスやかけ放題などがあるかも、チェックすべきポイントです。
必要に応じ自分に合ったプランが選択できるサービスを選べば、さらにレンタルスマホを便利に使えるでしょう。
【4-4】受け取りや返却がスムーズにできるか
レンタルスマホの受け取り方法は、業者によって異なります。自宅配送や店頭受け取りなど、自分に合った方法を選ぶのが重要です。素早く端末を受け取りたいなら店頭、お店に行かず、自宅や会社でスマホを受け取りたいなら配送を選ぶと良いでしょう。
返却方法についても確認が必要です。宅配業者での返却だけでなく、店頭返却に対応している業者もあります。到着タイミングを確認しないとスマホレンタルが延滞扱いとなりやすいため、事前に規約はしっかり読みましょう。
【4-5】自分に合う支払い方法があるか
レンタルスマホの支払い方法は、以下のような方法があります。
- クレジットカード払い
- 銀行振込
- QRコード
- 電子マネー
- コンビニエンスストア払い
自分に合った支払い方法を選択できる業者を選び、金銭的負担を抑えましょう。とくに電子マネーやQRコード決済は、利用できる店が限られている場合が多いため注意が必要です。
現金での直接支払いは基本的にないため、コンビニ支払いや銀行振込がある所を選択してください。
【5. レンタルスマホがおすすめな方の特徴】
レンタルスマホがおすすめな方の特徴は3つです。
- スマホの購入審査に通らなかった方
- スマホが壊れてしまい、代理端末を探している方
- 仕事やプライベートでセカンドスマホを持ちたい方
各特徴をこれから詳しく解説します。
【5-1】スマホの購入審査に通らなかった方
過去に携帯料金の滞納があったりブラックリストに載っていたりすると、スマホの購入審査に通りません。連絡手段であるスマホを持てないため、不便を強いられます。
レンタルスマホは基本的に簡単な審査で利用可能なサービスのため、スマホ購入ができないピンチを救ってくれるでしょう。携帯支払いのブラックリストかどうかは関係せず、身分が正しく証明されれば審査は通過しやすい傾向にあるからです。
身分証があればスマホを使えるため、スマホ購入ができず困っている方にとって非常に便利なサービスといえます。
【5-2】スマホが壊れてしまい代理端末を探している方
スマホが故障してしまった場合、修理や機種変更までしばらくの間スマホが使えなくなることが多いです。代替端末を手配してもらえる場合もありますが、必ずしも同じ機種を提供してもらえるとは限りません。
そのようなときに便利なのが、SIMカードなしの本体レンタルスマホサービスです。SIMカードなしの端末を短期間だけレンタルし、自分のスマホデータが入ったカードを挿入しましょう。
この方法ならばデータ移行が必要なく、キャリア決済、LINEなども問題なく使えます。
使い慣れている端末があるレンタルサービスを選べば、修理や次回購入などの期間中を不便なく過ごせます。
【5-3】仕事やプライベートでセカンドスマホを持ちたい方
仕事用とプライベート用でスマホを使い分けたい方や、旅行先で一時的に海外用スマホを使いたい方にも、レンタルスマホはおすすめです。とくに携帯の購入審査に通りにくい収入が少なめの個人事業主には、重宝するサービスといえます。
繁忙期などに必要なときだけレンタルも可能なため、無駄な出費を抑えることが可能です。メインスマホとは別の回線で電話をしたり、メールやチャットでやり取りしたりすれば公私混同する心配もなく安心できます。
スマホに入っているアプリではなくクラウドサービスを使えば、データの保存なども問題なく可能です。メインサーバーと同じアドレスを使ったデータストレージを共有すれば、パソコンともデータを連携できます。
【6. ジャパンエモーションでスマホレンタルをする手順を解説】
ジャパンエモーションでスマホレンタルをする手順を解説します。
- 必要情報を入力する
- 本人確認をする
- 端末が届きレンタルが開始される
各ステップをこれから詳しく解説するため、スマホレンタルを検討している方はぜひご覧ください。
【6-1】①必要情報を入力する
ジャパンエモーションは、公式サイトから簡単にスマホレンタルの申し込みができるサービスです。公式サイトへの問い合わせをチェックし、以下の情報を入力しましょう。レンタルする予定の月数とお客様情報を、フォームから入力します。
なお、個人レンタルが可能な機種はDIGNO Gです。 2種類のカケホーダイ&データプランからどちらかを選んで選択してください。
【6-2】②本人確認をする
次に、クレジットカード情報と本人確認書類を提出しましょう。本人確認書類には、運転免許証かパスポートが使用できます。写真またはスキャンデータを身分証明書提出ページにアップロードしてください。
情報が正しくアップロードできれば見積書メールと注文の受付メール、決済結果通知が届きます。1ヶ月目の代金は、このタイミングでの引き落としです。
【6-3】③端末が届きレンタルが開始される
受付が完了すると最短翌日に、スマホ端末が指定の住所に届きます。申し込み入力した希望日を1日目としてカウントし、返却時の消印日を最終日としてカウントするのがジャパンエモーションのレンタル方式です。
返却キットも同封されて送られてくるため、使用後の端末返却は封筒を使った着払いか佐川急便での着払いで行ってください。返却が完了すると、デポジット分の決済取り消し通知と利用料金・実請求分の決済通知メールが届きます。
【7. レンタルスマホとは何かを把握し自分に合うかチェックしよう】
レンタルスマホは便利なサービスですが、メリットとデメリットがあります。このサービスが自分に合っているかをしっかり事前に把握し、申し込むべきかを決めましょう。
短期間のレンタルスマホは、故障時の代替端末や買い替え前のお試しにぴったりです。サービスを上手に活用し、自分が理想だと思うスマホをぜひ見つけてください。