携帯レンタルサービスにデメリットはあるのか?購入との違いも解説

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2024年1月17日

携帯レンタルサービスにデメリットはあるのか?購入との違いも解説

携帯レンタルサービスにデメリットはあるのか?購入との違いも解説

【導入】

レンタル携帯にはどんなデメリットがあるか疑問はありませんか。購入との違いがわからず悩んでいる方も多いかもしれません。

本記事ではレンタル携帯特有のデメリットを、レンタルサービス全体・SIMカードあり端末・SIMカードなし端末の3種類に分けて詳しく解説します。レンタル携帯と携帯購入のどちらがおすすめかを判断する基準や、機種選びのポイントも紹介したのでぜひご覧ください。


目次

【1. 携帯レンタルサービスとは?】

携帯レンタルは、一定期間だけ端末やSIMカードを借りられるサービスで、携帯電話やスマホ端末の購入費用を抑えられる特徴があります。

そのため、短期間だけスマホを試したい場合や、携帯が故障し代替端末を借りたい場合などに便利なサービスです。携帯電話会社との回線契約や審査が必要ない場合が多いため、すぐに端末を借りられるのも嬉しいポイントでしょう。

【2. レンタル携帯のデメリット6つと改善方法】

レンタル携帯で発生しやすい6つのデメリットを紹介します。

  • 長期でレンタルするとコストが高額
  • 契約が本人名義ではなくなる
  • 契約期間の縛りがある会社もある
  • レンタル会社を選ばないと安全性が確保できない
  • 手続きをしっかりしないと違約金が発生しやすい
  • 身分証がないと借りられない

それぞれのデメリットを確認し、携帯レンタルが自分に向いているかを見極めましょう。

【2-1】長期でレンタルするとコストが高額

レンタル携帯は短期的なレンタルを想定したサービスです。そのため、月額プランを用意しておらず、基本料金と日額で構成されるパターンが多い傾向にあります。

新しい機種などは日額が高めに設定されており、利用が長期化するほどコストがどんどん膨れあがります。レンタル期間が数ヶ月を超えると、実機を購入して回線契約をしたほうがコストが安くなるため気をつけましょう。

このような理由から、レンタル携帯を契約する際には、短期間を前提とするのがコストを抑えるポイントです。

【2-2】契約が本人名義ではなくなる

レンタル携帯の本体の所有権や回線契約はレンタル会社名義です。借りた個人や法人がスマホや回線を持っているわけではありません。

そのためレンタルスマホの電話番号は、履歴書などで本人の連絡先として使用するのは不可能です。

生活に必要なサービスの契約や法人で記載する連絡先を持ちたいなら携帯電話、端末を購入して通信会社と回線契約をしなければなりません。

【2-3】契約期間の縛りがある会社もある

必要に応じて携帯電話をすぐに借りられるのがレンタル会社の魅力です。しかし、短期の携帯レンタルに特化しているメリットがある反面、契約の期間に縛りがある会社が多い傾向にあります。

個人向けのレンタル会社では、1ヶ月からのプランしかない可能性も高いです。また、法人でスマホレンタルをする場合には、逆に長期間レンタルする場合の契約縛りが発生しやすい傾向にあります。スマホを契約できるのは、多くの場合1日から数ヶ月程度です。

半年以上のレンタルをする場合には一度解約をする必要が出てくる会社もあります。長い間、同じ機種のスマホを使い続けたいと考えている場合には、法人として携帯を購入するほうがよいでしょう。

【2-4】レンタル会社を選ばないと安全性が確保できない

レンタルスマホは自分の物ではなく返却する必要があるため、会社をしっかりと吟味しないと情報漏えいのリスクもあります。

データの破棄を徹底しているスマホレンタル会社を選ばないと、前のユーザーが保存したデータや情報が残ったまま貸し出される可能性があります。最も怖いのは、利用して残されたデータが悪意のあるユーザーの手に渡ってしまった場合です。

ユーザー情報に不正アクセスされたり、データを盗まれてしまったりするリスクもゼロではないといえます。法人ではデータの消去を徹底している可能性が高いですが、個人向けのスマホレンタル会社では情報管理がいい加減なところもあるでしょう。

データが盗まれないか不安な方は、事前にスマホレンタル会社の公式サイトをチェックしてください。個人情報やセキュリティパスワードの削除・変更などを徹底しているかチェックしてから、レンタルを決めましょう。

【2-5】手続きをしっかりしないと違約金が発生しやすい

個人法人問わず、レンタルスマホは契約の手続きや返却の条件が複雑です。特に返却の仕方と期間の計算は複雑で、会社によっては少し時間をオーバーしただけでも高額な違約金が発生します。

契約時には返却のタイミングがいつなのかを確認すれば、トラブルを防ぎやすいでしょう。以下のようなタイミングが、携帯返却の指定となっている場合が多いです。

  • 配達業者に返却依頼をしたとき
  • レンタル会社に端末返却が完了したとき

検討しているレンタル会社はどちらのタイミングで返却とみなすのか、端末契約時には必ず確認しましょう。

また、故障や破損などがあったときの違約金もしっかりとチェックしておく必要があります。補償プランなどに加入していない場合には、故障・破損の違約金が数万円単位で発生しかねないからです。

過酷な環境でスマホを使用する予定がある方は、耐久性の高いスマホを保証付で貸し出してくれるレンタル会社を選びましょう。

【2-6】身分証がないと借りられない

レンタル携帯を利用するときには身分証を提出する必要があります。

個人の場合、必要な身分証は免許証やパスポート、マイナンバーカードなどです。法人の場合は、複数の書類を提出する必要があります。社員証だけでなく、会社とのつながりを証明する書類や会社の登記謄本も必要です。

これらの書類が揃っていなければ、スマホレンタルはできません。また、身分証が揃っていたとしても、法人の場合は簡易的な審査があります。その場で即日レンタルはできない点には注意が必要といえるでしょう。

【3. レンタル携帯とSIMカードをセットで借りる特有のデメリット2つ】

SIMカードと携帯のセットレンタルで特有のデメリットは、以下の2つです。

  • ネットワーク暗証番号が独自化する
  • キャリア決済やLINEが使用不可能

これらのデメリットは、SIMフリー端末のレンタルで解決できます。各デメリットについて、これから詳しく解説するのでぜひご覧ください。

【3-1】ネットワーク暗証番号が自由に変えられない

SIMカードが提供されていないレンタル携帯の場合、ネットワークの暗証番号が利用できません。

ネットワーク暗証番号は、携帯電話会社が発行する4桁の数字です。スマホキャリアで個人情報として登録されており、SIMカードと連携しています。

SIMカードが異なる場合、ネットワークの暗証番号はインターネット上では使用不可能です。登録した番号でのSIMカードロック解除や、ネットワーク暗証番号を使うサービスが利用できなくなります。

また、スマホ本体の画面ロック解除を使う際には、スマホレンタル会社が独自に設定している暗証番号を使わなければいけません。事前に伝えられた暗証番号を紛失してしまうと、端末のロックを解除できなくなるリスクもあるでしょう。

【3-2】キャリア決済やLINEが使用不可能

キャリア決済は携帯電話の会社と契約した回線を使い、コンテンツの購入代金を携帯電話の利用料金と合算請求できるサービスです。携帯電話大手3社のサービスが有名です。

  • auかんたん決済
  • ソフトバンクまとめて支払い
  • d払い

これらの決済は、クレジットカードと同じような後払い決済として活用できますが、契約情報はSIMカードに依存しています。そのため、SIMカード付き端末を借りたときには、利用できないため注意が必要です。

また、多くのスマホユーザーが使っているLINEも似たような仕組みになっており、利用できません。LINEは電話番号に紐づいているアプリです。そのため、SIMカード(電話番号)が普段のものと異なる場合、普段使用しているアカウントにはログインできません。

【4. レンタル携帯本体のみを借りる特有のデメリット】

当然ではありますが、SIMカードを差し込まないとスマホや携帯端末はWi-Fi環境なしでインターネットを利用できません。Wi-Fiが使えない場所での通話やWebの使用を想定している場合は、必ずSIMカード付きのレンタル端末を契約してください。

携帯端末のみでも、Wi-Fiがある場所でならWebサイトの閲覧・動画視聴・ネット回線を使用したアプリでの通話はできます。しかし、モバイル通信が前提の端末は、SIMカードが入っていないと通話は不可能です。LINEなどのSIMカードに依存するサービスも、全く使えないため注意しましょう。

【5. 携帯レンタルサービスはマッチすれば魅力がたくさん!メリットの紹介】

携帯レンタルにはデメリットだけでなく、以下のようなメリットもあります。

  • 短期レンタルは低コスト
  • 審査がない・緩い会社が多い
  • 本体レンタルなら電話番号は自分名義

ニーズにマッチすれば携帯レンタルサービスは魅力が多いため、それぞれの解説を読んで、携帯をレンタルするか検討してください。

【5-1】短期レンタルは低コスト

長期契約ではなく、短期間のレンタル利用であればコストを大幅に削減できます。旅行や出張など、特定の期間だけ必要な場合におすすめです。

故障などが原因でスマホが一時的に使えないときや、最新機種のお試しにも活用できるでしょう。

【5-2】審査がない・緩い会社が多い

レンタルスマホの審査は、購入する場合と比べてやさしい条件でも借りられるケースが多いです。

個人の場合は審査なしの場合もあり、法人でも簡易的な初回審査のみで契約可能です。クレジットカードの延滞歴があったり、携帯料金の未払いがあったりする方でもスマホレンタルはできる可能性が高い傾向にあります。

現在スマホを購入できない方でもスマホをレンタルできる場合が多いでしょう。

【5-3】本体レンタルなら電話番号は自分名義

もし自分で契約しているSIMカード電話番号を使って一時的にスマホ本体のみを使いたいなら、本体レンタルという手段もあります。

SIMカードが自分の名義のものならば、電話番号も個人名義となるため、全く問題なく書類などに記載できます。一時的なスマホの故障に対応するならば、本体のみのレンタルを選ぶとよいでしょう。

【6. レンタル携帯と購入どちらが向いているか判断するポイント】

レンタル携帯と購入、どちらが向いているか判断するポイントを紹介します。レンタルと購入、どちらの手段で携帯端末を入手しようか迷っている方は必見です。

【6-1】レンタル携帯がおすすめな人の特徴

携帯レンタルが向いているのは、数日から1ヶ月程度の短期間で端末を利用したいと考えている方です。端末の購入費用や事務手数料などの初期費用を抑えながら、携帯端末を入手できます。

個人の場合は1ヶ月だけ好きな端末を利用する、故障時の緊急用端末として数日だけ使うなどの用途に使用可能です。

法人の場合、資産計上をせずに済むというメリットも魅力です。最短1日だけでも契約できたり、即日レンタルに対応していたりするレンタル会社を選べます。

ニーズや好みに合わせて端末を選択し、イベントや出張先で端末を活用しましょう。

【6-2】購入がおすすめな人の特徴

数ヶ月にわたり端末を利用する予定がある方は、携帯レンタルではなく購入を検討しましょう。

契約の料金や端末の代金の支払いは必要ですが、長期的なレンタルよりもコストは安くなる場合が多いです。近年では格安スマホなどもあるため、費用を抑えたい方はぜひ活用してください。

通信キャリアの決済サービスを利用したい方や、通話料・通信料などの節約できるプランを選びたい方も購入のほうが適しています。また、法人向けの回線契約なら、発生したコストを経費として計上できるのも魅力です。長期間利用すれば、税金の節約にも効果を発揮するでしょう。

【7. 失敗しないためのレンタル携帯の選び方】

レンタル携帯を選ぶポイントは、以下の3つです。

  • 機種の古さや使いやすさを確認
  • レンタル期間や料金プランをチェック
  • どのレンタル形態が自分に合うかも確かめて

各ポイントをこれから詳しく解説します。

【7-1】機種の発売時期や使いやすさを確認

携帯電話レンタル携帯を選ぶ際には機種の発売時期をチェックしましょう。

は最新機種に近づけば近づくほど価格が高いです。最新機種は機能的に優れていますが、レンタル料金が高いため、短期的なお試しや一時利用で活用しましょう。

一方で、発売してから数年経った機種は最低限の機能しか備えていませんが、コストが非常に安い傾向にあります。処理が重たいアプリや最新機能が不要で、通話メインで使いたい方・費用を抑えたい方に向いています。

端末の使いやすさも、レンタル携帯を選ぶのに重要なポイントです。可能なら店舗で実機を操作してみてから、レンタルをしてください。

ジャパエモでは、店頭にてスマホ端末を実際に触って試せます。使い心地や操作感がよいものをレンタルできるので、後悔のない機種選びができるでしょう。

【7-2】レンタル期間や料金プランをチェック

レンタル期間や料金プランが、自分に合っているかもチェックしましょう。

特に個人向けで短期間レンタルを行う場合、レンタル会社を厳選する必要があります。数日間レンタルをするだけで問題ないなら、1日からレンタル可能な会社を選びましょう。

法人の場合は日額+通信料で計算できるプラン、または利用金額がまとまったプランかを、確認してください。要項を確認しておけば、契約の誤認識による追加料金の発生を防げます。

【7-3】どのレンタル形態が自分に合うか確かめる

レンタル携帯には「SIMカードと本体」「本体のみ」の2種類のプランがあります。それぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリットデメリット
SIMカード+本体SIMカードがなくてもスマホを使える(法人の場合)社員の悪用を防げる費用が高くキャリア決済やLINEなどが使えない
本体のみ自分が持っているSIMカードの情報を使えるかかる費用も安価な場合が多いSIMカードを持っていないとモバイル通信ができない

それぞれのメリット、デメリットをしっかりと把握したうえで、自分に向いているものを選びましょう。

【8. レンタル携帯のデメリットを把握してから契約を決めよう】

レンタル携帯にはメリットだけでなくデメリットもあります。レンタル契約する前に自分がこのサービスに向いているかを確かめれば、後悔する確率を減らせます。

ジャパエモでは、さまざまな機種の携帯をレンタルできます。また、端末のレンタルだけでなく、SIMカードフリーの端末購入も可能です。

法人向けのスマホレンタルプランも充実しており、数十台単位の端末レンタルも可能です。以下のリンクからぜひ、ジャパエモの公式サイトにアクセスしてみてはいかがでしょうか。

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